画材屋でおもしろいの見つけた

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久屋大通りの辺りをちょっとぶらぶらしていて、近くまで来たのでついでにセントラル画材まで行く。ちょっと外れにあり、なかなか用事がないとそこまで行かないので。
今日買ったのはパイロットから出ているクロッキー。芯を出しながら使う、シャープペンの太いのみたいなやつ。ファイバーカステル社の同じようなのは持っているけど、この短さと描き心地がちょっと新鮮だった。H~6Bまであったけど、3Bを購入。そこまで色の濃さの違いはなかった気がする。
後、おもしろい!と思ったのがこれ。ターナーから出ている「ミルクペイント」という水生ペンキ。


パッケージに惹かれ、ラベルの裏を見ると森永乳業の文字。え、名前がミルクだから!?調べてみると、森永のミルク原料を使用しているとの事。なぜ、ミルクなのかというと、このペイントのコンセプトが「アメリカントラッド」。色はもちろん、アメリカ開拓時代に使用していたミルクカゼインという成分も入れて再現しているとの事。メディウム(絵の具に混ぜて色々な表現ができる溶剤)を使うと古びたペンキのような塗りもできる。おもしろい。機会があれば使ってみたい…。たまに画材屋を見ると、めずらしいものが見つかるもんです。

腕時計との付き合い方

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スマホが出てきてから、いやその前の携帯が出てきてから、腕時計をする人は減ったのかな。まわりでも着けている人をあまり見ない。私は普段しないけれど、ひとつはお気に入りのを持っていたい派でした。それも、20代始めくらいからずっとzuccaのシンプルなベルトのシリーズ。ボロボロになるまで使ってバンドを変えたりしていたけど、ここ数年で新しく買った時計を立て続けに2本もなくしてしまった。
どこかに忘れたわけでもなく、両方とも気が付いたら外出時になくなっていた。ベルトの食い込みが浅いので、外れてしまったのかもしれない(謎)。時計のデザインはzuccaのがどれも好きなんだけど、新しい物をまた買うのに躊躇している。
それに、普段仕事に行く時には特に使っていなかったので、いつの間にか電池が切れていたり、ほんとに要るのかと言われればうーん…。

最近はソーラー電池の時計や、10年くらい持つ容量の大きい電池を使った時計もあるみたいだけれど、値段はそれなりにする。機能も大事だけれどデザインが気にいるのがやっぱり大事。と考えだすと、安易に安い時計に手を出すのもためらわれる。
何かの試験を受けるとか以外で使うことはなさそうだし…と思ってた矢先、旅行に行くことになったので急遽腕時計が必要になった。
そういえば、引っ越しの際にすごく昔のー私が18才くらいの時に初めて買った腕時計が出てきたんだった。と思い出した。まだ動くかはわからないけど、復活させてみようと思う。もう使うことはないと思っていたけど。
この先の腕時計に関してはまだ、悩み中だけど。

旅行の時に便利!Googleマップをあらかじめ登録しておく

何かと使うGoogleマップ。今までは目的の場所を事前に調べる→現地に着いてからもう一度検索、していたんですが予め調べたルートの記録を残しておくと便利だと気が付きました。

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1.Google mapでルート検索をします。「ルートをモバイル端末に送信をクリック。ログインしていない場合は、Googleアカウントでログインします。

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2.メールか端末接続か選択できます。スマホで使っているアカウントのGmailに送ります。届いたメールの「Google mapで見る」ボタンをタップすると、マップが開き、登録したルートが表示されます。

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3.スマホで調べたルートを登録するには、右上のダウンロードアイコンをタップします。上と同じくメールでも送信できますし、メモで保存してもマップにアクセスできるリンクが付いてきます。

みんな普通にやってる事かもしれませんが…。
特に、旅行に行く前に一通りのルートを事前に検索して登録しておけば、現地で住所を入力して…という手間がないので便利!と思ったので。

桜餅の習慣

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この時期になると、店頭に並ぶ桜餅に目が行く。それまでは存在も忘れているのに、突然。
テレビで桜の開花情報を聞き出す頃を堺に、ぼんやりとピンク色のお餅が頭の中に発生し、店頭で見かけることであぁ桜餅食べたかったんだ、と思う。

会社でおつかいに出たついでに、女性陣に桜餅を買っていておすそ分けた。と、去年ももらったと言われ、そういえばそうだったかもと思い出す。去年も、その前も会社に買っていた。知らない内に習慣になっていたみたいだ。年に一回のこれを習慣というのかわからないけど。
桜の葉の塩漬けの、あの「春の香り」という感じはなんなんでしょうね。やわらかいもち米に、甘さ控えめのあんこが包まれている。和菓子は季節を写しとっているんだなぁ。
そして、一人で食べるのではなくみんなで食べたくなるのも、桜餅なんです。花見には特に行かないけど、その代わりのようなものなのかも。

高音のシャウトが気持ちいい、MAX

Puppeteer
MAX
ポップ
¥200

最近買ったCD。Gear S2、ギャラクシーのスマートウォッチのCMに使われている曲。気になったので調べてみると、MAXというアメリカ人の俳優であり歌手…でありダンサーでありモデル。らしい。多彩。
どこまでも登っていくようなハイトーンのシャウトが印象的。
ミュージカル映画「Rock of ages」でトム・クルーズの歌うParadise Cityの高音シャウトが好きなんですが、それを思い出した。

4曲入った、「The Say MAX」というEPを買ったけど、1曲バラードっぽい曲を除いては、ノリのいいダンスミュージックの感じ。どの曲もよかったです。ネットで色々見てたらマルーン5をカバーしている映像もありました。
昔のipodのCMとかからその曲を気に入ることが結構多いので、CMというのもいい音楽を発見できる手段のひとつですね。

普通の人の普通の仕事の話を聞くのっておもしろい

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例えば、デザイナー同士で自分の仕事のやり方や、考えを聞く機会は結構あると思う。それとは別に、違う職業ーといっても、普通に営業の人や経理の人等…の話を聞くのが興味深い。
デザイナーと営業は相容れない場合が多いのだけれど、改めて営業の人の仕事に関する考えとか聞くと、同じ会社なのに自分と全く違う角度で見てたりする。

私は今の会社を辞めるのだけれど、その時に営業の人と、なんでこの会社で働いているかという話になった。その人の能力に見合う待遇がないと思えた。答えは、面白いから、だった。営業経験がない私から見ると、売る商品によって何が変わるのか今いちわからない。けれど、決まったものを売るのではなく自分で何もない状態から営業が出来るのがすごくやりがいがあると。
特に、営業職は精神的にタフじゃないとやっていけない、大変そう、というイメージがあったけれど、仕事として全然違うおもしろさがあるんだなーと目からウロコが。
一つの会社にいる以上、全く別の分野とシャットアウトせず、色々話を聞いてみるとほんとおもしろいものです。

転職します

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2週間くらい前、掲載期間ギリギリの求人に勢いで申し込んだら、採用が決まり、春に転職することになった。
今の会社に入って7年目、月日が過ぎるのは早い。
それまではDTPのデザイン課で制作をしていたけど、今の会社に入ってからは、いわゆるインハウスデザイナー、である。(社内のデザインを専門にする仕事)たまに外注を受けることもあったけれど、基本社内仕事。
正直、制作系の苛酷さに疲れたから選んだ面もあるが、今はこの道でよかったと思ってる。制作系のように次々と新しいものを作るのも刺激があっておもしろいが、流れていく仕事なので、一つの仕事に長期的に関わることがあまりない。

社内仕事は売っている商品がどんどん変わるわけではないのでそういう面では面白みに欠けるかもしれない。少なくとも、20代とかだったらやりたいと思わなかったかも。
でも、一つの商品の始まりから売れるところまで手がけられる面白さがある。営業と打ち合わせ、どう展開するのが効果的なのか、それこそチラシにするかWebにするかまで考える。制作系より企画とマーケティングに踏み込んだデザインが出来るのがインハウスの特徴かなと思う。
後は、基本少人数というかデザイナーは一人しかいないので自分で新しい技術の情報を常に入れて、試行錯誤していくことが大事ですね。フリーもそうだけど。
次の仕事も同じく社内デザイナーですが、生産から販売までやっている会社なので、現在より仕事の幅が広がりそうです。

会社を変わるのって今まで築いた人間関係が一度0になる。持っていけるのは自身の経験と技術だけ。不安もあるけどそれを最大限に活かして頑張るしかないのかな、と思います。

◯◯仕様、ホテル仕様

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◯◯仕様、と頭に付く商品がある。◯◯風、よりやや説得力のある言葉だ。私は、「ホテル仕様」という言葉に弱い。食器、バスタオル、シーツ。ちょっと高級感がありながら、飾っておくほどでなく日常に使われて、耐久性のあるイメージ。引っ越した際にタオル類と布団カバーを買った。ホテル仕様だ。

シーツはざらっとした綿ではなく光沢のあるタイプの綿素材。タオルはごわごわして分厚くちょっと乾きにくいタイプだけどこういう方が好きだ。
◯◯風もそうだけど、ホテル仕様、という言葉を使うのに特に許可は要らないようですし、なんともあやふやなものですけどね。

どうしても決断できない時は行動してしまおう

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現状に、やや不満はあるしいつかは解決しなければならない問題はあるけれど、なかなか決断できない。今行動するのが最善なのか、逆に逃げなんじゃないか。とか色々考えすぎて動けない。
しょうがないので、問題を先送りにする。いつか、決断できる材料がやってくるかもしれない。

私にとってのそれは、引っ越しと転職だった。引っ越しを考えだしたのは隣の騒音、というきっかけだった。でも、決断するまではもっと材料がいるー、というどっちつかずのまま、えぃと不動産屋に入ったら、その日の内に物件を決めてしまった。
こんなんでよかったのかな…と引っ越しの日まで思ってたけど、1ヶ月くらいたった今は引っ越してよかったなとようやく思えてきた。行動が先にあり、気持ちはまだついていっていないけど後から馴染む感じ。

転職については、会社の経営状態が半年前から悪化し、なかなか立て直しは厳しい、しかしぎりぎり給料が出ているので表面上はなんとかなっている状態。これも、このままではいけないと思いながらもずっと様子見状態だった。会社の為に出来ることはやってみたけれど、根本的にどうにもならない問題が多く、どこかで決断しないとだめだろうな…でも離れたくないとずるずる思っていた。仲がいい人が多いし、慣れた場所を離れるのは辛い。独立を目指すことも考えたけど、会社で働くというのも自分は嫌いではなく、まだ働いてみたい。
が、こちらもキッカケとなる出来事があり、その時にタイミングよく好条件な求人があったので、勢いづいて申し込んでみた。すぐに面接に行くことになり、どちらも考えるより先に動いてみた結果だ。

時には、感情が動くのを待つより行動に移してみると、状況が変わる。それだって、嫌だっていう方向へは自分から行かないはずだ。気持ちは、環境に左右されるものだ。後からでもちゃんとついていくるから大丈夫、と思う。

かきたねキッチンのデザイン戦略


先日、手土産を持っていく機会があり、少し悩んで高島屋に入っている「かきたねキッチン」に決めた。以前、ここの商品をもらった事があり、印象的だったので。アラレの「柿の種」を売っている店。海鮮風塩だれとか、てりやきマヨネーズとか、贅沢チーズなど従来のあられより洋風に近い味付けのものが色々あり、大きめのアラレに味がよく付いていて、おいしい。

そして、この店は商品のデザインと売り方に力を入れていて、それが成功しているのかなと思う。特に目を引くのが、量り売りの筒。カップに、好きな味を3種類までブレンドして入れられる。
そして、贈答用には立方体のパッケージに入ったタイプ。味ごとに箱の色が違って、立方体を3個6個、9個と自由に組み合わせてセットに出来る。このパッケージデザインが、カラフルで、もらった方は楽しい。
これが、地味な普通の袋に入っていたら、この店はこんな人気が出なかっただろうと思う。柿の種という、地味な印象のお菓子のイメージを、販売の仕方とデザインで上手く変えている。
元会社はとよす株式会社という大阪の老舗のあられ屋で、「かきたねキッチン」以外にもかわいらいいイメージの「十火」という米菓子のラインがあったり、売り方やターゲットをしっかり持ってデザインが考えられているなぁ、と感じました。