手描きアイコン制作の流れ

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空撮映像作家 コジロウさんのアイコンを作成させて頂きました!
せっかくなので、アイコン制作ってどんな流れでやるのか?私の場合の流れを載せていきます。

手描きの男の子のキャラクターという依頼でしたので、それにコジロウさんらしいアイテムを足したいと思い、使用されているカメラを教えてもらいました。
男の子+カメラというモチーフでラフスケッチを描いていきます。アイコンなので、パッと見て分かりやすい構図を心がけています。150911
これはラフスケッチから候補をまとめたもの。時と場合によりますが、最初はあまり自分で幅を狭めず、色んな可能性を見てもらいたいと思っています。
網を広げてどこに相手の感性が刺さるか探る感じです。もちろん、どれにしたらいいか決められない!という人にはお勧めを提案します。

150911_02候補が3つに絞られました。HDカメラの構え方の正解が分からず、コジロウさんに相談してイメージに近い写真を送って頂きました。ここからもう少し完成が分かるように作りこみます。前回よりも描き込んだラフが完成。

150911_033つの中から最終案が決定しました。
これを、更に細部を書き込み、本番用の下描きとします。色塗りの前に一度確認してもらいます。
OKが出ましたので、水彩用の凹凸のある厚紙に写し、アクリル絵具で着彩します。
一枚目は色がキマらず塗り直し。最初の筆の跡を残す塗り方なので、上から塗って修正、があまり出来ないのです。2回くらい塗り直すことが多いですね。取り込んでトリミングするとアイコン完成です。
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手描きのイラストを仕事で描く機会はあまりないので、とても楽しかったです。

空撮映像作家コジロウさんのサイト

Adobeフォントがロゴに使えるか確認する方法

150909ロゴの一部に、「LithosPro」というフォントを使いたいと思い、ライセンスを調べてみた。フリーのフォントを入れる時には商用利用が可能かは確認しているので、Webやチラシに使う分には問題ないはず。(フォントの中には、商用OKでもWebで使用禁止のものもありますが)
日本のフォントだったら、そのフォントが何に使えて何がダメなのか、配布しているサイトの利用規約を読めば書いてあると思います。

欧文フォントだと調べるのも難しいですが、今回はAdobeの配布しているものなのでどっかに載っているはず!と、Adobeのフォントを扱うサービス「Typekit」のヘルプページに記述を発見。

Q : 同期フォントを、名刺やロゴの作成などの顧客向けの作業に使用することはできますか。
A : はい。同期フォントを使用してデザインや印刷を行うことができます。可能な作業には、PDF ファイルや EPS ファイルの生成、および JPEG、PNG などのビットマップファイルの生成が含まれます。

問題は今回の「LithosPro」が「Typekit」というサービスのものなのか。
今度「Typekit」のTOPページにある検索バーで、「LithosPro」を検索。
こちらにありました。

これで、「LithosPro」フォントがロゴに使用出来ることが確認できました。
画像や素材もですが、ライセンスには色んな種類があって詳細を探すのはなかなか大変。
作者とコンタクト取れるページがあったら、例え海外のサイトでも簡単な英語で質問してみるのが早いかもしれませんね。

デザイナーの得意・不得意

150908会社勤めのデザイナーは来た仕事がどんなものであれ制作しなければならない。
とはいえ、個人によって向き・不向きはどうしても、ある。
私は、パチンコ屋のチラシ系のとにかく派手に!安さをアピール!というのが苦手だ。押しが弱いのかもしれない。
なので、そういうデザインをする時は自分の中に安売りアピール!なキャラクターを作りガンガン作る。おしゃれさとか関係ない!下世話に売ってくぜー!オラオラ!みたいな。
自分を奮い立たせて取り掛かる感じです。
逆に、無理しなくてもすっとアイデアが出てくるような仕事が得意な仕事という事ですね。
得意な分野を伸ばすのがいいのか、オールランダーがいいのか。悩む所です。

ちょっと置く時間

150907急ぎの仕事はともかく、デザインには一旦置く という時間が大切です。
あーこれいいじゃん!と思った時にもあーこれ全然ダメだーという時にも次の日位まで寝かすことで、改めて客観的に見られます。
いいと思ったもののアラが見えたり ダメだったもののいい部分を発見したり。
また、新しいアイデアを思いついたりもします。

まぁあまり寝かしすぎても、他の事で忙しくなると考えなくなってしまうのでほどほどがいいですね。

人生にラジオを!

160906昼休み、いつもラジオを聴いています。
私の好きなラジオは条件があり、洋楽が主なこと、しゃべりが少なめなこと。2010年のちょうど9月、RADIO-i(レディオ・アイ)愛知国際放送が閉局しました。
RADIO-iはまさに、私の大好きなラジオだったので、終わってからずっと胸に穴が空いたような寂しい気持ちでした。番組内でDJの人が言っていた、ラジオが閉局するということは文化が一つ終わることだ、という言葉が忘れられない。

それから気に入るラジオを探していたのですが、4年くらい前にInterFMを発見して以来、ずっとお気に入り。お昼のラジオはちょっと前に邦楽多めに変わってしまいましたが。
2014年には名古屋にも開局し、なんとRADIO-iと同じ79.5MHz!で聞けます。iphoneだと、radikkerというアプリでも聴けます。(但し、LTE・4Gの回線のみ)
ラジオって、特に毎日聴いているともう生活の一部というか、ずっと一緒にいるみたいになって来る不思議な存在。
私はいつも、新たなお宝を発見するような気分で聴いています。

※2015年10月より、InterFM名古屋放送局はRADIO NEOとなり、地域に密着したラジオ局になるとの事。東京のInterFMは周波数が現在の76.1MHzから89.7MHzへ変わります。

今日は

150904今日は記事を書く時間がなかったので…
ただのコロッケパンでも置いておきます。。

デザイナーも時代に合わせて変わって行くべきなのかも

150903オリンピックロゴ問題、連日ニュースに取り上げられてますね。この件に関しては、盗用していないという主張はともかく結果的に似てしまったことを認めたら、ここまで叩かれなかったとは思うのですが。
昨日はイベント会場でデザイナーの方にインタビューしている報道がありました。多くの人が言っていたのが、作った作品が何かに似るのが怖い、というものです。
私も、いちデザイナーとして最近特にそういう怖さは感じています。その気がないのに似ていた、というのが一番怖い。

時代とともに、パクりというものに関する目は厳しくなっています。パクリといっても似ている、レベルと完全にトレース、レベルは違いますが。
どちらにせよ、今まで目に付かなかったものが、ネットに取り上げられることで爆発的に拡散してしまいます。それがネットのいい面でもあり、悪い面でもある。
例えば紙のチラシ一枚でも、小さな個人商店のロゴでも、そういう可能性がある、という事を念頭に置いて作っていかないといけないのかなと。
それによって自由な表現ができなくなる、という懸念も出そうですが、時代の変化は止めたいといっても難しい。
デザイナー側でも、より慎重に検証する等、時代に合わせていかなければならないかなと感じています。

スマホがよく分からない家族の為に抑えるポイント

150902自分の親がスマホを使っていて、一番多く、一番困るのがパスワードが分からなくなる事。そのサービスに申し込んだ時の、メアド・IDやパスワードが分からない。このパターンでスマホを新しくした時に今まで使っていたサービスが使えなかったりしました。
再発行もできますが、まずメアドが分からないのではそれも出来ない。
専用の手帳やメモ帳を用意して、サービスごとのID・パスを都度メモしてもらう というのが良さそうです。
こればっかりは教えて、と言われても教えられないですからね。

ブログの挿絵について

150901少し前からブログに自作のイラストを付けています。ピンポイントで言いたいことを絵にすることで、見やすく伝わりやすくなればいいと考えてです。
このイラスト、日々のことなので、時間を掛けない、という事をテーマにしています。基本は15分くらいで、いかにささっと作れるか。インスピレーションだけで作る感じで、楽しいです。即興曲を演奏する感じ?(弾けないけど)

ブログを始める前に毎回記事にイラスト付けろ、と言われてたら絶対無理と答えていたと思う。
やる中で生まれて来た、新しいイラストの手法。
何事もやり出してみないと分からないことって多いですね。