デザイナーも時代に合わせて変わって行くべきなのかも

150903オリンピックロゴ問題、連日ニュースに取り上げられてますね。この件に関しては、盗用していないという主張はともかく結果的に似てしまったことを認めたら、ここまで叩かれなかったとは思うのですが。
昨日はイベント会場でデザイナーの方にインタビューしている報道がありました。多くの人が言っていたのが、作った作品が何かに似るのが怖い、というものです。
私も、いちデザイナーとして最近特にそういう怖さは感じています。その気がないのに似ていた、というのが一番怖い。

時代とともに、パクりというものに関する目は厳しくなっています。パクリといっても似ている、レベルと完全にトレース、レベルは違いますが。
どちらにせよ、今まで目に付かなかったものが、ネットに取り上げられることで爆発的に拡散してしまいます。それがネットのいい面でもあり、悪い面でもある。
例えば紙のチラシ一枚でも、小さな個人商店のロゴでも、そういう可能性がある、という事を念頭に置いて作っていかないといけないのかなと。
それによって自由な表現ができなくなる、という懸念も出そうですが、時代の変化は止めたいといっても難しい。
デザイナー側でも、より慎重に検証する等、時代に合わせていかなければならないかなと感じています。

投稿者:

Rie

音楽好きのデザイナー、イラストレーター