新しい環境で

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新しい職場になって、まだ2日目。やっぱり疲れる。新しい環境になった時、初めのうち私はなるべく無心になるようにしている。慣れないうちに、色々悩んでもしょうがないので、ひとまずあることを受け入れて、でも処理しない感じ。慣れてきて、落ち着いて周りをよく見る余裕が出てきたら色々考えたらいいと思う。まず、慣れることを目標に。

トリッカーズの靴を補強する

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ロンドンで買ったトリッカーズの靴。おろす前に、靴底の補強をしようと思う。以前、穴のあいた靴を修理してもらった、矢場町のリッシュに持って行く。
靴底にラバー貼るだけの予定だったけど、店員さんにダブルソールの靴はつま先が特に減りやすいので、つま先に金属のプレートのようなものをはめ込むといいと言われる。その時はよくわからなかったけど、なるべく長持ちさせたいのでそれもお願いする。ゴムを取り付けての補強と、トゥスチール両足で6,000円ちょっと。免税した分くらい掛ったな…。

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後に、ネットで調べてみると、ダブルソールといって靴底が二重になっている靴は、歩く時に反り返りがなく地面に擦ってしまう。ので、つま先が減りやすいらしい。ダブルソールは水に強く丈夫だが、重いのが難点。最近の靴ではあまりない。
修理済みの靴底。
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さて、補強が終わった靴を初めて履いて出かけてみる。階段で、トゥスチールがカチカチ鳴る。後、革が固いので馴染むまではかなり掛かりそう。木靴でも履いているかのような、容易に足に馴染まない感。ちょっとずつ、育てて行こう。

ケントスに50、60年代音楽を聴きに行く

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3月に、Mr.ケニーズにビックバンドのライブを聴きに行き、あー何か色んなライブもっと聴きたいなぁと思った。で、名古屋でそういうライブの聴ける店を調べてみると、久屋に「アンティークノエル」というライブバーを見つける。音楽好きなバンドの子に話すと、友だちが行って楽しかったという栄の「ケントス」という店を教えてもらい、一緒に行く事に。どちらに行くか…と迷ったが、何となくノリが良さそうな「ケントス」に決める。予約電話をすると、この日は貸し切りがあるので8時30分からという事と、週末で混んでいる場合は2ステージで席を空けてもらうという確認をされる。
時間も遅いし、行くのはバーなので先にスペイン料理屋で食事をし、小雨の降る中ケントスへ向かう。ほんとに錦のど真ん中って感じだし、錦って名古屋の中でも独特の雰囲気ですね、しかし。ちょっとしたエントランスに扉があり、開けると地下への階段が続いている。店の扉を開けると、なんだか別世界。
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早めに予約したからか、真ん中の前から2列目の席。客層は…思ったより上だ。まぁ、ここはロカビリーというか、50~60年代の音楽をやる所。世代は60代以上だろう。もうちょっと若い人もいるけど。
時間になり、照明が落ちてバンドメンバーが登場する。で、すぐに音楽が始まる。
と、前列の人たちが立ちあがって踊り出したので結構驚く。あ、そういうノリなのか、ディスコ的な。5,60代~70代くらいの人たちが踊っている。前の夫婦に私たちも踊りなよ!と誘われるが、そういう技術全くないしな。断る。
雰囲気にはちょっとびっくりしたが、音楽は聴いていて楽しい。聴いた事ない曲がないスタンダードナンバーばかりだからだ。とはいえ曲名と歌手までは分からないけど…ビーチボーイズとエルビスは分かった。途中、エルビスの格好をした人が歌い、客席を握手して回ったりしておもしろい。1ステージ、30分くらいかな?あっという間に終わる。そして、休憩がありまた2部が始まり…今夜は5幕までやるとの事。体力いるなぁ。
待っている人はいなかったけど、最初から見ていた常連の人たちも2幕が終わったら席を立ち始めた。このまま最後まで全然聴いていられたが、私たちも帰ることにする。店全体の雰囲気といい、違う世界に迷い込んだような不思議な体験だった。次行くとしたら…隅の方の席がいいとは思う。踊らないので。みんなほんと楽しそうでした。この年代の音楽が好きな人には、ほんとたまらないのではと思う。目の前で生演奏が聴けるし、周りも好きな人が集まっている。
アメリカでは、普通にバンド演奏が聴けてお酒が飲めるバーがたくさんあると読んだことがあるけど、日本というか名古屋でも探せばあるんだなぁ…と思ったし、色々行ってみたい。最近の洋楽が聴けるような場所はあまりなさそうだなー。それだとライブハウスになってしまうしね。バーとライブハウスの中間のようなお店、もっと増えて欲しい気もする。

イギリス後記、4月の気温情報や雑感

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忘れる前に、イギリス旅行のあれこれを記しておきます。まず、気温と服装について。
着いた次の日が4/15、この日は最高気温14℃、最低気温8℃。イラストにある、薄手の長そでシャツ+厚めの綿のトップス、薄手のナイロンコートにストールで、外を歩いてもさほど寒さを感じませんでした。次の日はロンドンでも8℃/4℃と、雨が降りかなり気温が下がりました。
私はこの日コッツォルズに行っていたのですが、これより数度低かったと思われます。そりゃ寒いわ…。ロンドンにいたとしても、ヒートテックを1枚着るか、薄手のニットを羽織るくらいしてもいいかも。ただ、あまり冷え込みがないので個人的にはヒートテックの下はいらなかったな。
残りの日を見ると12-13℃/0~4℃という感じ。2016年の4月いっぱいの気温を見て見ても、10℃前後をいったりきたり、たまーに17℃の日がありますが。春といえども日本のようにぐんぐん暖かくなっていく感じでないですね。そして4月の2/3が雨という。やっぱり雨が多い街だ。道行く人で、傘をさしている人の方が少ないくらいでした。結構、降ってたのに。さすがに差した方が濡れないしいいんじゃない!?と見ていて思うんだけど、ナイロン素材のフード(レインコートではない)を被って歩いている人が多かった。上着はびしょぬれでも、中の服が無事だったらOKなのかも。後、こう毎日毎日雨が降ると、傘を持ち歩くのが本当に面倒に感じるのかもしれない。降ったり止んだりするしな。
雨・ロンドンと聞くと、オアシスのノエルギャラガーがインタビューで寒くて雨が降るのが大嫌いだ、どっちかだけならまだいいけど、両方だと最悪だ、とか言っていたのを思い出す。試しに1月の天気を見て見てもほぼ雨。ほとんどの冬の日は雨なんじゃないか。

持って行ったデバイスなど:
スマホ、タブレット。グルーバルwifiでイギリス用の「4G Lite」プラン6日分で10,000円くらいのに入りました。事前に予約しておいて、当日受け取るだけの方が早いです。ここで、電源変圧プラグが100円だったので、ついでに借りました。
タブレットはスマホを無くした時と、小説を読むため。とはいえ、ネットが使えない状況も想定し本1冊と、ガイドブック2冊を持って行きました。電車の乗り換え、マップ、英単語調べ、などにやっぱりスマホは必需品。後、コンパクトなガイドブックも、ピンポイントな情報が載っているので常に持ち歩いたし、入国書類の書き方が載っていたりしたので役立ちました。ネットは便利とはいえ、咄嗟に求める情報が全て引き出せるわけではない。
ホテルにセーフティボックスが無かったのでフロントに預けるのもなんかな…と思い、結局タブレットも持ち歩く事になったのが、誤算でしたが。パスポートは首に掛けるタイプのを、肩ひもに巻きつけてからかばんの中に入れてました。おすすめアプリは、また別途紹介します。

持って行って地味によかったもの:
使い捨てのフォーク(スプーン、は使わなかったけど)、割りばし、カップラーメン一つ、カロリーメイトひと箱。日本のように全てにフォークやはしは付いていない。買った物をホテルで食べるのに。携帯食品は、体調が悪くなった時とか、どうも見慣れない(あまりおいしくなさそうな)スーパーの食品を買う気が起きなかったので、一食分くらい持ってくのはおすすめ。
後個人的に梅味のお菓子が好きなのでちょっとあると癒される。(車酔いにも)

持って行けばよかったもの:
酔い止め。に尽きる。風邪薬や腹痛の薬などは持って行ったけど、酔い止めは普段使わないので盲点でした。飛行機も、ヘルシンキ間~イギリスで着陸時に何故か旋回が多くてちょっと酔いそうでした。バスツアーなどに行く人は持って行くといいです。最近は飲んでも眠くなりにくいものもあるらしい。

まぁ何を持ってなくても、基本旅先で買ったりすればいいのでいいんですが、特にひとり旅となるとちょっと普段読んでる本だとか、食べているものがあるとほっとします。2週間くらいたって、また海外を旅したいなと思うようになりました。一人旅では、頼れるのは自分だけ、その分意識がシャキッとし緊張感もありましたが、それも楽しかったかなと思います。後、自分のペースで予定を組んだり、変更したり出来るのもマイペースな人には向いているかも。そして何より、一人だとより意識が全て自分と外へ向いているので、「自分」が景色や物事をどう捕えているのか、がはっきりする。よりダイレクトにその土地を感じられる。ちょっとだけ自分に自信が付いたように思います。
行く前はテロの事も不安でしたが、行ってみれば当たり前に人々は生活している。もちろんあらゆる危険には警戒すべきですが、行く前の不安はテレビの中で見ていただけのロンドン。実際に自分が動いてそこへ行くって、それだけでも価値ある事だ。