フィルムカメラ「NATURA」で撮った写真をプリントしたので、アップします。とはいえ、プリントしたのを家庭用スキャンで取り込んだので画質はよくないですが、雰囲気だけでも。まずはバンフォードの教会。
バイブリー
ブロードウェイ
フィルムカメラ「NATURA」で撮った写真をプリントしたので、アップします。とはいえ、プリントしたのを家庭用スキャンで取り込んだので画質はよくないですが、雰囲気だけでも。まずはバンフォードの教会。
バイブリー
ブロードウェイ
忘れる前に、イギリス旅行のあれこれを記しておきます。まず、気温と服装について。
着いた次の日が4/15、この日は最高気温14℃、最低気温8℃。イラストにある、薄手の長そでシャツ+厚めの綿のトップス、薄手のナイロンコートにストールで、外を歩いてもさほど寒さを感じませんでした。次の日はロンドンでも8℃/4℃と、雨が降りかなり気温が下がりました。
私はこの日コッツォルズに行っていたのですが、これより数度低かったと思われます。そりゃ寒いわ…。ロンドンにいたとしても、ヒートテックを1枚着るか、薄手のニットを羽織るくらいしてもいいかも。ただ、あまり冷え込みがないので個人的にはヒートテックの下はいらなかったな。
残りの日を見ると12-13℃/0~4℃という感じ。2016年の4月いっぱいの気温を見て見ても、10℃前後をいったりきたり、たまーに17℃の日がありますが。春といえども日本のようにぐんぐん暖かくなっていく感じでないですね。そして4月の2/3が雨という。やっぱり雨が多い街だ。道行く人で、傘をさしている人の方が少ないくらいでした。結構、降ってたのに。さすがに差した方が濡れないしいいんじゃない!?と見ていて思うんだけど、ナイロン素材のフード(レインコートではない)を被って歩いている人が多かった。上着はびしょぬれでも、中の服が無事だったらOKなのかも。後、こう毎日毎日雨が降ると、傘を持ち歩くのが本当に面倒に感じるのかもしれない。降ったり止んだりするしな。
雨・ロンドンと聞くと、オアシスのノエルギャラガーがインタビューで寒くて雨が降るのが大嫌いだ、どっちかだけならまだいいけど、両方だと最悪だ、とか言っていたのを思い出す。試しに1月の天気を見て見てもほぼ雨。ほとんどの冬の日は雨なんじゃないか。
持って行ったデバイスなど:
スマホ、タブレット。グルーバルwifiでイギリス用の「4G Lite」プラン6日分で10,000円くらいのに入りました。事前に予約しておいて、当日受け取るだけの方が早いです。ここで、電源変圧プラグが100円だったので、ついでに借りました。
タブレットはスマホを無くした時と、小説を読むため。とはいえ、ネットが使えない状況も想定し本1冊と、ガイドブック2冊を持って行きました。電車の乗り換え、マップ、英単語調べ、などにやっぱりスマホは必需品。後、コンパクトなガイドブックも、ピンポイントな情報が載っているので常に持ち歩いたし、入国書類の書き方が載っていたりしたので役立ちました。ネットは便利とはいえ、咄嗟に求める情報が全て引き出せるわけではない。
ホテルにセーフティボックスが無かったのでフロントに預けるのもなんかな…と思い、結局タブレットも持ち歩く事になったのが、誤算でしたが。パスポートは首に掛けるタイプのを、肩ひもに巻きつけてからかばんの中に入れてました。おすすめアプリは、また別途紹介します。
持って行って地味によかったもの:
使い捨てのフォーク(スプーン、は使わなかったけど)、割りばし、カップラーメン一つ、カロリーメイトひと箱。日本のように全てにフォークやはしは付いていない。買った物をホテルで食べるのに。携帯食品は、体調が悪くなった時とか、どうも見慣れない(あまりおいしくなさそうな)スーパーの食品を買う気が起きなかったので、一食分くらい持ってくのはおすすめ。
後個人的に梅味のお菓子が好きなのでちょっとあると癒される。(車酔いにも)
持って行けばよかったもの:
酔い止め。に尽きる。風邪薬や腹痛の薬などは持って行ったけど、酔い止めは普段使わないので盲点でした。飛行機も、ヘルシンキ間~イギリスで着陸時に何故か旋回が多くてちょっと酔いそうでした。バスツアーなどに行く人は持って行くといいです。最近は飲んでも眠くなりにくいものもあるらしい。
まぁ何を持ってなくても、基本旅先で買ったりすればいいのでいいんですが、特にひとり旅となるとちょっと普段読んでる本だとか、食べているものがあるとほっとします。2週間くらいたって、また海外を旅したいなと思うようになりました。一人旅では、頼れるのは自分だけ、その分意識がシャキッとし緊張感もありましたが、それも楽しかったかなと思います。後、自分のペースで予定を組んだり、変更したり出来るのもマイペースな人には向いているかも。そして何より、一人だとより意識が全て自分と外へ向いているので、「自分」が景色や物事をどう捕えているのか、がはっきりする。よりダイレクトにその土地を感じられる。ちょっとだけ自分に自信が付いたように思います。
行く前はテロの事も不安でしたが、行ってみれば当たり前に人々は生活している。もちろんあらゆる危険には警戒すべきですが、行く前の不安はテレビの中で見ていただけのロンドン。実際に自分が動いてそこへ行くって、それだけでも価値ある事だ。
朝5時くらいに目が覚める。6時30分にはここを出たい。地下鉄の乗り降りはもはや問題ないが、荷物を持って階段やエスカレーターを移動したくないのでタクシーにする。オイスターカードもあまってしまったけど。
ネットの口コミではこのホテルでタクシーを呼ぼうとしたら、通りで拾ってくれと言われたとあり、ダメもとで聞くと呼んでくれるとの事。10分位待つと、運転手が迎えに来た。…けど、これキャブじゃないやん。車は友だちか?友だちの車か、と言いたくなる雰囲気。メーターないんじゃない。掛かって来た電話に出てるし…。ぼったくられる予感を感じつつ、着くと20ポンド要求される。ほら~。ホテルから呼んだにせよ、行きの方が車が多い時間帯だったのに12ポンドちよっと。しかもそんなキリがいいわけないやろ。うーん。
もういいわ、思いながら渡す。あいつ…嫌な目に会えぇ。と思いながらヒースローエクスプレスに乗って空港へ。最後にして初めてこういう目にあったが、まぁこれも経験だ。タクシーを呼ぶ時にキャブを指定するべきだった。というか従業員とグルなのか?怒りよりも妙な脱力感を感じる。でも、ホテルでタクシーを呼ぶ料金が掛かると確かに言ってたので、その分か?という気にもなるけど、いやいやそれにしても高いやろ。うーん。
第3ターミナルに到着。着いた所と同じだが、ネットで便名を入れるとターミナル名が分かるサイトで、事前に調べておいた。先に、vatリターンの申請をしなければ。空港の職員に場所を聞くと、非常にわかりにくい場所、説明されても分からず連れ行ってもらう。すんません。一旦外に出た所に入り口があった。誰も並んでいなかったので、書類を見せて用紙をもらい、還元はカードにする。
しかし、この書類がくせもので、意味をネットで調べつつ記入するが、statusの項目だけわからない。健康?とか?
うーんうーんと悩んでいたら、先ほどの用紙をくれた係りの人がやって来てくれる。これ何?と聞くが、あぁ、そこはいいよと言われ、そのまま書類を窓口へ持って行く。品物は靴でよかった?と聞かれ、イエスと答えると現物を見せる事なく終わる。思ったより手強かったな…。後、これ列並んでたらすごい時間掛かりそうで、へこたれそう。
それでもまだ3時間前。靴をぎゅうぎゅうとスーツケースにしまい、チェックインする。感情が何も感じられない男性係員に荷物を渡す。通路側(aisle)、と言おうと準備してたけど、何も聞かれず。何も言わないと勝手に決められるのか…主張しないとな、外国では…。
9月40分にならないとゲートナンバーが出なかったので、カフェで紅茶とショートブレッドを買う。この紅茶を飲む時自分に向かって溢したのが今日のハイライトだった。足の方まで濡れたし、カバンにも染みが出来たが、恥ずかしいので素知らぬふりで通す。濃い色の服だったのが救い。
この写真を撮った直後にこぼす事になる紅茶。この「Caffe Nero」は街にもあったカフェ。
後はお土産を買い足す。ハロッズじゃなく、ここで買えばよかったと思うが、手荷物にも限界があるので、まぁいいか。
自動精算機の不要レシート入れに間違えてコインを投入したりしながら過ごす。一人で旅行していると、静かに諦める事がままあるものだ。余っていた現金はほぼ使いきった。
時間になり、ゲート名が出たので向かう。スムーズに飛行機に乗れた。案の定、席は窓側だったが、隣がいなかったので無感情なお兄さんにやるやんと思う。
ヘルシンキまで、行きより大分早く感じる。行きは荷物検査があったが、帰りはなし。EU間だから?よくわからん。
朝早くカロリーメイトを齧ったきりだったので、カフェでクロワッサンとラテを飲む。ラテが素敵な厚手のグラスに入っていた。
あまり時間がなかったので、イッタラのキャンドルスタンドだけ買ってゲートへ向かうと、既に受け付けていた。問題なく飛行機に。この辺は今回で大分慣れた。
無事、日本行きの飛行機に乗れた。もう慣れたものだ。周りに日本人も多く、ほっとする。また隣と、後ろの人も移動したのでゆったりと寛ぐ。まだ観てなかった、スターウオーズを観る。今更だけどおもしろいな!そして続くんだ!
後は精霊の守り人を最後まで読み、少し眠る。着くのは朝なのでしっかり寝た方がいいんだろけど、もう体内時計が狂っているのであまり意味がない。
朝食の時、カップ型の容器に入ったオレンジジュースをブランケットにこぼす。…これで3回目。キッチリオチがついた。
名古屋に着き、ほっとしつつやや寂しい気持ち。今はまだあまり旅をして来た実感がない。いない間にまたゴキが出現してないか、それがとても気になっていた。
ぐっすり眠り、6時頃目覚める。タブレットに入れた、精霊の守り人シリーズを読みつつ朝ごはん。
昨日、運転手にもらったプディングケーキと、帰りに買ったリンゴがあるのでもったいないがホテルの朝食はパス。結局1日しか食べてないので付いてなくてもよさそうなものだ。プディングケーキは不思議な食感だが大粒のレーズンが入っていて、さほど甘くない。しかしやはり素材の味がいいと感じる。日本にはないものだ。持って来たフォークが役に立つ。紅茶はすっぱくなかった。昨日カップラーメンを食べる前に一度湯を沸かして捨てた。やっぱりクエン酸だったと思われる。
9時位に、またノックがあり昨日と同じアジア系の清掃の女性に掃除どうする?と聞かれる。早いな。
1時間位後で、と言いたくてLater…one o’clock!と伝えて多少…?と間があった後、oKとなったので扉を閉める、ってかo’clockって1時じゃーん。1hourじゃん。と自分をどつきたくなる。せめて、出る時に掃除oK(と思われる)サインを掛けて行こう。
さて、今日はどうしよう。ガイドブックを改めて見て、コンラン卿の手掛けたデザインミュージアムに目がいく。しかも行く途中にロンドン塔とタワーブリッジが見える。地下鉄が週末やってない所もあるので、その日に都度検索した方がいい。どの程度反映されてるかわからないけど…いくつか行き方はあるが、乗り継いでLondon Bridge駅まで行く。
駅の出口はなんか、倉庫?のような。と、通りを挟んだ道の向こうにブリッジが見える。あっちがメイン街道か。
近づくと、見えてきた、タワーブリッジ、その向こうにロンドン塔。左手にはロンドン・アイ。
タワーブリッジとロンドン塔は古い建物だけど、それらが見える対岸は近代的な建物が多い。ロンドンに来て初めて見る景色かも。そこをずーっと突き抜けて、雰囲気のある裏通りに入る。古い建物の裏手だが、おしゃれなショップがあったり、パンの焼けるいい匂いがしている。
突き当たりの白い建物が、デザインミュージアム。受け付けの、眼鏡を掛けたいかにもな男性職員に声を掛け、チケットを買う。未だ小銭がおぼつかない。
今はこの展示だけど、いい?と指されたのが自転車の展覧会。階段の前に居た女性にチケットを見せて2Fへ。何か、階段の地面に模様が?展示室、左右どちらから入ればいいのか分からず右へ。
私と自転車、というテーマで色んな人が語り、それに合わせてその人の自転車ライフがスライドされる。これは見ていて面白かった。私にとって、自転車は情熱とか利便性とか。山頂に自転車と一緒に来ている女性とか。言葉はわからないなりに、写真があるし、本当に伝えたい気持ちは何となく分かるものだ。
話している人の全身を映し、それを左の縦に4つ並べた画面で見せているのが、本当にそこにいてプレゼンをしているようでおもしろい。普通だったら、編集して中央のスライド画面で話している姿とスライド写真を交互に見せるだろう。
後の展示は、自分で自転車を作ったり改造したりした人の展示とか。自分も持っている、ブロンプトンの折りたたみ自転車の工場の様子を撮った動画があったり。座って音声を聞ける、その椅子がサドルで出来てたり。
というか、半分ほど見てからやっぱり反対から見ていた事に気がつく。
あの、階段にあった謎の模様は自転車の轍だった…!しかも、それは階段を登って左手に続いていたのだ…!!迂闊〜。気がつかなかったのが悔しい。
しかし、常設展も見られると思ったがこれだけらしい。他階段は入れないようになってるし。本に載ってる値段より安かったので、最初に眼鏡のお兄さんが言ってたのは恐らく今はこれだけしかやってないよって事だったと思われる。
でも、展示の仕方にこの位でいっか、という妥協が全然ない感じがした。
ミュージアムショップで何故かタクシーのミニカーを買う。後、バッチとか。
どこの国に行っても美術館は落ち着くし、ミュージアムショップは楽しい。
来た道を戻り、駅まで。観光客の大勢いる観光地だけど、レストランやショップはおしゃれな感じで、大衆的になってないのがいいな。
やっぱり、ビック・ベンを見たいなと思いたち、急遽westminstarへ。駅を出ると、すぐ目の前に時計塔が現れてびっくりする。
しかし、日曜という事で橋の上はものすごい人、スリにでも合いそうだ。写真だけ撮って退散する。
最後に、お土産目的でハロッズへ。KnigtsBridge駅からすぐ。中は、まるで迷路のよう。細かくフロアが区切られており、次のフロアに行かないとその次のフロアに何があるのか分かりにくい。全体がどの程度の広さなのか、全くわからない。
お昼を、と思い目についたカウンターだけの中華料理へ。メニューがわからん。サイダーを注文。瓶で、コップに注いでくれる。チャーハンみたいなのが食べたいと、見つけたので注文する。しかし、サイドメニューにあったので予感はしつつも、注文するとこれだけでいいの?と聞かれる。あー、分からないのでとりあえず注文。うん、何かごはん茶碗より小さいのに、卵が具のあまり味のないチャーハンが来た。やっぱり?と思い、ワンタンスープも追加する。とはいえ、ワンタンスープも具はワンタンだけだが。が、このワンタン人生一美味しかった。こんなプリプリした海老食べた事ない。こんなにプリプリに出来るもんなのか。
しかし、これだけで3000円てね。…ね。さすがイギリス、ハロッズ。
巨大な店内にフラフラに疲れつつ、(エスカレーターも見つけられない)何とかお土産を買う。おもちゃ屋が楽しかったな。ハロッズのテディベア(ちなみにくまのプーさんはここ出身)にもちょっと心が揺れるが、ぬいぐるみって持て余すからな…やめておく。しかし本当にもう限界。荷物も増え過ぎたし、クラクラする。
ホテルに帰ってから夕食に出る気力はないと判断し、パッタイ弁当を買って帰る。うーん、腰痛い。
大英博物館で間違って買った切手を使い、エアメールを5通出す。一つは自分に。王道の写真のハガキも結構好きだが、イラストで描かれたちよっとおしゃれなやつをハロッズで買ったので、それを使う。最後の力を振り絞って、ポストへ投函しに。ついでに露店で自分用にバリバリ王道な写真ハガキとユニオンジャックハガキを買う。
バッタイは、作りたてだともっと美味しいんだろうな…うーん。でも、鳥肉は臭みが全くなく美味しい。味付けが、食べなれない感じだからね。
明日はいよいよ帰国。6時半位に出発予定。
正直、一番懸念していた日。朝8時にヴィクトリア駅の1番プラットフォームに集合ってとこが。が、調べるとヴィクトリアはラッセルスクエアから一度乗り換えるだけ。しかも、昨日降りたGrean Park経由なんで多分大丈夫。イギリスの地下鉄は、表示に進んでいけば乗り換えも問題ないし、行く方向も降り口に分かりやすくサインがあるので、事の他迷う事はなかった。改札出口も基本一箇所だし、東京の方がよほど複雑だろう。
朝ごはんは7時からで、出たのが7時なので食べられず。前日に水タバコ屋で買っておいたチョコレートマフィンを食べる。備え付けのポットでお湯を沸かし、紅茶を入れるがーすっぱいんですけど!?ミルクを入れてもごまかせない。ポットの洗浄のクエン酸かなと想像する。ちなみにこのミルクスティック、粉かと思いきや液体の不思議な代物だった。マフィンはチョコチップ入りで甘そうだけど、意外に甘さ控え目で美味しい。やっぱりスイーツのレベルは高い。
7時少し前にホテルを出て、駅へ。もう覚えたかと思ったけどちょっと迷う。ほんと、地図アプリがなかったら何倍も苦労してたな。難なくヴィクトリア線に乗り換えて、ヴィクトリア駅へ。
ヴィクトリアは巨大な駅だった。地下鉄はもちろん、国鉄のホームが沢山あるので、ここを拠点にイギリスを旅するのだろう。イギリスで一番くらいに一日の利用者が多いとか。
旅行会社からもらった地図を頼りに、一番端にあるプラットフォーム1に到着。30分程待ってると、ちらちら日本人らしき人が集まってくる。ベンチでもう少し待とう、と思ってたら急に電話が鳴り、え、ツアーの?と思い、思わず20秒ほど出てしまう。おーぅ、sit!これカード会社の保険の勧誘の電話じゃねーか!いくら請求来るんだろ…とうい事に頭が一杯のまま、集合時間になりバスへ向かう。ストーンヘッジ行きツアーは、10人以上いたけど、私たちは6人。バスではなくバンだ。というか、車で行くのね。自分が酔いやすい事を思い出し、酔い止め買ってくるべきだったと後悔する。案の定それは私を苦しめる。
最初の村はバンフォード。高速を2時間程走る。途中、古い住宅地が見える。一つの大きな家に何人か住むが、特徴的な煙突は湿気の多いロンドンでは喘息の原因となり、今は禁止されているそう。
少し眠りつつ、10時頃バンフォードに到着…というか、みぞれ降ってる。むしろみぞれというより見た目ははっきりと雪だ。
雨混じりの大きな塊が斜めに降り注いでいる。さすがに珍しい事らしい。そしてすごく寒い。歯の根が合わなくなる程。ロンドンが暖かかったので、長袖のTシャツ、その上に少しだけ厚みのある衿つきシャツ、薄いナイロンコート、薄手のストールという軽装で来てしまった。せっかくヒートテックも持ってきたのに…ロンドンより数度低いらしい。足元の冷え込み、はないんだけど、空気が冷たい。震えながら、ガイドさんに着いて古い教会へ向かう。フリーで回ってもいいし、最初だけ要所に案内してくれるのに着いて行ってもいいらしい。
今でも使われている教会は、歴史を感じつつきちんと手入れされ親しみも感じられる場所だった。教会を起こした司祭夫婦の墓が内部の一画に設けられている。その前には古い機械仕掛けの時計。10時の鐘が鳴る。これで昔は時間を知らせていたんだな。外には、墓地もあるーって、こういうの見るとどーしてもドラクエ思い出してしまう。絶対出てきたもん、こういう場所!
後は自由に。坂の両脇に店が立ち並ぶ。パン屋のエコバッグが日本で紹介されたと聞いて、素朴な麻布の作りのを大小買う。ピンクと赤。パンを入れるのに通気性が良さそう。後はスコーン好きなのでレーズンの入ったフルーツスコーンをひとつ。
と言ってる間にそろそろ集合だ。運転手さんがイギリス人の非常に親切な人で、傘を持っていない人の分を買い、見つけて渡しに行っていた。雪の中外で待ってるし…。
さて、次はバイブリー 。テキスタイルデザインで有名なウィリアムモリスが、イギリス一綺麗な村と称した場所である。ウィリアムモリスの展覧会に昔行ったな、図録持ってた気もする。デザイン史でも必ず出て来る名前。
村の中心に小川が流れ、400年以上前に建てられた民家は未だ使われている。こじんまりと小さく、ガイドさんによるとその時代の男性は160センチくらい、女性で140センチくらいだったらしい。日本人もそうだが、人間も進化しているってことか。ちょっと晴れて来た。寒いけど。
水面にやなぎの枝が垂れ下がり、オフィーリアが漂っていたのはこんな雰囲気かと思う。カモや黒い白鳥が雨の後の流れの早い川をわりと必死に横切って行く。
お土産屋で、カードとペンを買う。モリスのテーブルクロスも良かった。買えば良かったと今思っている。ますの養殖の為の池が何箇所かある。有料トイレに入るかと思い硬貨をいれるが戻ってくるんだが。あきらめる。
奥にあるのがますを養殖している池。池は何箇所もある。自然に溶け込んでいる。日本だったらフェンスが貼られ、「ます養殖所」って札を貼ると思う。手前はカモ。寒そう。
次、お昼に着いたのは一番大きく観光地化されたボートン・オン・ザ・ウォーター。真ん中を小川が流れ、ショップやレストランがたくさん。日本人の中には、外国で日本人に声を掛けられたくない人もいると聞くので、ツアーの人には声を掛けず一人ランチを探す。と、同じツアーの5,60代の女性2人組にご一緒しませんか、と声を掛けられ、もちろんとOK。旅慣れた方たちと思っていたけど、息子さんを訪ねて旅行に来ており、二人だけでまだ行動してないので不安だったらしい。私も、一人では店に入りにくく、大英博物館の簡単なカフェしか入ってないのでありがたい。
フィッシュアンドチップスと軽食のある店へ。入り際、手順が書いてあるが簡単な単語の組み合わせなのによくわからない。
ひとまず席を確保し、レジのお姉さんに聞くと、テーブルナンバーを聞かれる。戻って確認、16番。と伝えると、レジで16と打って確認してくれた。そしてそんで?と戸惑っていたら、日本語メニューを出してくれたので、ちょっと待って下さい!と、メニューを持って二人の元へ戻る。先に注文して支払いするタイプぽいです!と伝える。
私は、ここに来るまでに既に車酔いの兆候があったので、油ものはヤバイとホットサンドとティーにする。お二人は、前の席に座っていた人たちがフィッシュアンドチップスを大量に残していたのを確認、半分こするとの事。懸命。
親戚という二人は、非常に仲良さげだが旅行は初めてらしい。どこから来たかとか、私がフィンランドの乗り継ぎでわたわたした話とか楽しく話す。久しぶりに会話というものをし、自分の脳が3歳児でなかったと確認出来た。
会話出来ないとあははと笑う事も出来ないのだな。
もう集合時間に近かったので、写真の撮り合いをし、ぐるっと周りながらバスへ。
自動車博物館や、香水博物館もある。
さて、最後はブロードウェイ。ニューヨークのそれと同じだが、元は凱道という意味らしい。この辺、山道という程ではないがくねくねしており、また少し気持ちわるくなる。三半規管弱い。
超高級住宅街で撮影用に車を停めてくれ、みんなささっと撮影。
古い建物が価値あるイギリス、コッツォルズの家の値段はロンドンと同じ、少なくとも一億、それ以上するらしい。
ショップが多いが、しかし寒い。甥っ子におもちゃ屋でミニカーを買うと、もう時間近い。450年以上前に建てられたホテルでトイレを借りたが、原始的な石と木と鉄の造りで雰囲気が良く、すごく高そうだが泊まってみたいと思う。
今日はデジカメでなく富士フイルムのナチュラという感度の高いフィルムカメラを持ってきたが、果たして撮れているのか。どこを見ても絵になるので36枚撮り切ってしまった。(ここへ載せているのはスマホで撮ったもの。うまく写っていたらまた載せます。)
後は帰るだけだが、ここからが地獄、車酔い。念のためシゲキックスの梅味を持って来ておりそれを噛む事で必死にこらえる。寒くなったり暑くなったり、かなーりきつかった。
羊がたくさん居たけど、車中余裕がなく撮れず。子羊も居てかわいかったが、お肉に…なるらしい。
18時前にようやく、ヴィクトリアへ着く。みんなの分のお土産のケーキまで買ってくれ、降りる時は常に転ばないよう見守ってくれたほんと穏やかで親切な運転手にサンキューソーマッチ、と伝える。
ガイドさんも落ち着いたベテランの女性で頼りになったし、ツアーの人たちもみんなのんびりした人で雰囲気良く、とても楽しめた。車酔いで迷惑を掛けずに済んでほんと良かった…。お昼を食べた二人にもお礼を言って別れる。
今すぐベットに倒れ込みたい気分だったが、電車に乗らなければならない。元気だったらこの駅で夕飯食べるつもりだったけど。というか、構内に入ると低い歌声の合唱が響く。これなんだっけ、と思ってるとガイドさんがサッカーの試合ですね、と言い、あーと思う。土曜日ということもあり、異様な熱気。そして改札口に人が溢れている。私、昔ライブでぎゅう詰めになって、あまりの苦しさにそれから人混み恐怖症。身動きのできない、すぐ逃げられない状況になると軽くパニックになりそうになる時がある。東京の電車とかほんと恐怖。
なので、ガイドさんと別れた後、人が空くまで死んだような顔で壁の隙間にもたれて待つ。程なく空いて来たので、地下鉄で帰る。一見激混みでも、やはり東京よりだいぶまし。
食事が全く出来そうになかったので、駅前のスーパーで恒例のチップスと、水、小さい青リンゴを一つ買う。硬貨の見分けが出来ず、細かいのある?と言われるがわからず、財布を見せて出してもらう。手間かけるのぉ。ホテルに着きものすごくほっとする。
まとわりつく寒さが取れず、セーターなど着込んでベットに潜り込む。
少し寝ると、だいぶ回復したので、こんな事もあろうかと持って来たカップラーメンを食べる。
はー、もうなるべく車で遠出したくないが、乗る場合は酔い止め持って行こう、絶対。飛行機にもあるといい。
イギリス2日目。
特に急ぎの予定はないので、7時半頃起きて8時くらいに朝食を食べに行く。と、レストランは戦場だった。whatここ何スクール!?というぐらい子どもで溢れかえっているのだ。修学旅行か?
わーわーしてる中、かいくぐるように薄いトースト、コーンフレーク、ミルクティーをゲット。空いてた席に座り、トーストにバターとラズベリージャムを塗って食べる。紅茶は濃いめで、ミルクに合う。特に香りとかないけど、日本で飲むミルクティーは薄すぎるので、これが本来の濃さか、結構好き。
フレークは砂糖入りか…フルーツを入れたのでまだましかな。通路側の席に座っていた為、子どもがぶつかって行くのを睨みつつ。
何ともいえない朝食を終え、部屋へ戻る。10時に大英博物館がオープンなので、10時頃のんびり出発。
シャーロックでジョンが旧友に会うシーンで使われた、ラッセルスクエアガーデンを通る。今にも雨が降りそうな天気だが、広くて気持ちのいい公園。大きな木が茂り、芝生を横切るように作られた道にベンチが置いてある。
大英博物館に着く。荷物チェックを受けたが、受けなくても通り抜け出来るような。そしてここが無料とは…知らなかった。5ポンドの寄付は募っているが、小銭ならあるけどな…と迷ったが入れず。お土産で貢献しよう。
エントランスを抜け、エジプトエリアへ。すごい…テレビとか本で見たぞ…っていうようなのがゴロゴロ置いてある。写真も撮るの自由だ。
頭が人間、身体が牛の巨大な像も圧巻。アッシリア王国のライオン狩りのレリーフで、あまりのリアルさと細かい表現にほんと感動する。こんなものすごいものを太っ腹に見られるなんて。
アテネ、ギリシャ彫刻は一番見たかったので、じっくり周る。すごく楽しい。もうこれだけで、イギリスに来た甲斐があった。高校と、大学でもギリシャ、アテネの建築様式の授業とか、選択してたので。石膏デッサンでも馴染みがあるし。
途中、ビデオでの解説も興味深く観る。ケンタウロスと人間の闘いのレリーフがいくつもあったけど、その復元の様子や元の形と色の再現など。面白い。
朝食があんなだったので、12時ちょっと前だけどお腹が空いて来た。早めにランチにしよう。
エントランスのカフェテリアでバゲットサンドのセットを頼む。レタスとトマト、ハムのシンプルなサンド。サンドを細い袋になかなか入らない!とお茶目に用意してくれたアジア系の店員さんが、セットのチップスはそこから好きなの選んで!ドリンクもそっから持ってって!と言うので塩味のチップスと、オレンジジュースを持って空いてる席に座る。長いテーブルに向かい合わせで座る感じ。
平日だからかこんな時期だからか、日本人にあまり会わない。そうかな?と思っても違ったり。
サンドは結構長さがあったけど、パンがパリパリしていて野菜とハムの質が良くて美味しい。お腹が減ってたので黙々と齧る。外国にはポロポロこぼれる食べ物多いけど、みんなこぼしても気にしないのかそもそもこぼさないのか。後、エントランスの壁際に座りこんで休憩しているのも(大人も授業で来た子どもも)日本では見ない光景だ。
食べ終わり、ゴミ箱を片付けをしていた店員さんに聞いてゴミを捨てる。
それからもう少し展示を観て、ショップで買い物。まず欲しいと思ったのが、ミイラのマグネット。後、甥っ子にいいかなと思ったけどむしろ自分で欲しくなった木で出来た剣。盾と兜もあった。特に木製の短い剣と盾の造形がよい。後はエジプトの猫の像、ポストカード。ヒエログリフ早見表が付いた定規。全体にバカバカしさが漂う。それがよい。
レジに持って行き、レジ奥にあったミュージアムのネームが入った布バッグも買う。ポストカードにスタンプはいる?と聞かれ、?と思いつつも記念スタンプでも押してくれるのかと思いお願いすると、5つ分?と聞かれるのでイエスと言う。…後に、見たら切手いるかって事で切手5枚も買ってしまったよ。どっかでハガキ買って、エアメール出さんと。
剣…日常のテンションに戻ってからどうするか考えよう。ミイラのマグネットは2個セットだったのでひとつは妹にあげる予定。たぶん喜ぶ。
何というか、自分の英語の会話3歳時レベルって事が今回判明したけど、会話って結局どれだけ相手の言うことを想定出来るかが大事やん。日本での今の生活が、全部英語になったとしたらまだ戸惑わないというか。こういう場面ではこう言われるって大体分かるし。
その想定ができない、ヒヤリングもできないとなると、3歳時というかそれよりと劣る結果になったとてしょうがない。と自分を慰める。とはいえ、喋れないのは想定内なのでそれでも何とかなってる事にむしろ感謝したい。
幾ら翻訳アプリ入れたりネットですぐ検索出来るとはいえ、会話というのは待ったなし。事前に話す事を決める時に見るくらいで、結局あまり実践には使えないんだな、と分かった。
一旦ホテルで休む。14時前だったのでまだ掃除来てないかもなーって思ったら案の定まだで、しばらく居たらチャイムが鳴りアジア系女性の清掃員の人にどうするか聞かれる。タオルの交換だけしてもらう。紅茶は?ミルクのスティック足す??と聞かれるがまだあるのでと言えなくて、無いと思われ取りに行ってしまうのを慌てて止めつつノーユーズドとか何とか言って断る。お礼を言って扉を閉めてからチップ忘れた事に気が付いたけど(置いてはあったのだか)まぁしゃあない。明日持って行って下さい。
15時位に初地下鉄で、Green Parkという駅に向かう。乗り換えもなかったので迷うことなく。ラッセルスクエア駅が地獄の階段みたいに書かれていたので、どんなもんかと降りるのに使うと、175段あるだけあり、しかも螺旋状で非常に狭い。がっしりした男性でも死にそうになりながら荷物を運んでいた。むしろ荷物がなくとも、リフトを使うべきである。
Grean Parkから雨の中を歩いて、トリッカーズへ。昔からここの靴が欲しくて、高くて買えない上に専門店もなくセレクトショップでたまに一足売っているぐらいだったので、諦めかけていたのだ。
すごーくこじんまりとした店で、紳士な雰囲気で店員も紳士なおじさまという感じで、場違い感MAXである。ここまで来たから勢いで突っ切るけどね。出てけって言われる位までは想定済みだ。
まず、濡れた傘を持ち込むのがどうにも気になり、これどこに置こうって聞く語彙がないのでもう日本語で話してた、この辺。というかまず靴買いに来たって伝える。傘は隅に置いていいよ、と言われる。
レディースの、ある?と聞くとここだよと店の一画を指される。分かってたけどめちゃ種類少ない。ブーツでないとすると、迷う事もできない。色くらいね。
黒、こげ茶、薄茶、白。こげ茶か薄茶かしばし迷うが、薄茶で。黒とか白の方が、日本であまり見たことないのでレアかも。
37サイズと伝え椅子に座って待つ。椅子の正面にカウチみたいなのがあるけどこれは。この時何か緊張で汗出るし見るからに挙動不審で我ながらかわいそう。
暫くして、奥からおじさんが靴を持って来てくれる。カウチみたいなのに店員さんが座るのか。そこの端が斜めになっていて、そこに足を置くと履かせてくれ、紐を結んでくれる。とてもスムーズ。
ぴったりだ。ちょっと硬い部分もあるが、履いてる内に慣れますよね?とか聞きたいが聞けない。鏡の前で行きつ戻りつしてるとグッドルッキング、と店員さんが言ってくれる。うん、ほんといいデザインの靴。これ下さいと言う。数分で買い物が終わる。値段も聞いてないが。
免税の用紙も、こちらから言う前にいる?と聞かれたのでOK!じゃないイエス、と答えて作ってもらう。
もうイエスすら言えないのかお前。
雨の中、これを持ってウロウロしたくなかったというかこんな高級靴持ってたら狙われると思い一直線にホテルへもどる。この、Grean Parkに比べると、ラッセルスクエアはごちゃごちゃしてなくて静かでいいな。と改めて思う。
戻ってからゆっくり値段を見る。基本、口頭で値段聞き取れてないですからね、こちとら。360ポンド、免税すると5万5千円位かな。やはり日本で買うより1万円以上安い。
部屋に戻り、17時半位に夕食の調達に。水タバコ屋兼サンドイッチ店で、トルティーヤラップサンドを買うが、メニューが高い位置にしかないのでお得意のディスワンが使えない。せっかく番号13と降ってあるのに咄嗟に読み方を思い出せず、(えぇー)まだ決まってないなこの人と思われた(と後に分かった)。
その後サーティーを思い出し、無事注文。全く…。朝ごはん用のチョコレートマフィンも買う。
コーラを、ホテルの自販機で買ったら見たことない動きで出てきた。サンダーバード発射みたいな。
ラップサンドは思ったよりあっさり、肉は羊肉ぽいけど結構美味しかった。ふー。眠いとかはあんまりないけど、身体は日本時間にいるなと感じられる。今寝てるときだよね?と言われている感じ。
その日その日に書いていた日記を、ほぼそのまま上げていますのでやたらだらだら長いです。これを書かないと1日が終わらない…という気持ちで毎日ぽちぽち書いていました。では以下から。
14日、目覚ましと共に起きる。もそもそと、パンを齧りつつ、電車に乗る時間など考えて…って、起きる時間間違えて設定してない!?してるね!
8時25分に空港に着くミュースカイを予約したのに、その時間に地元駅を出ると勘違いしてたっていう。何やってんだ。
10分で支度して、トランクを引いて家を出る。まじ危ねぇ!傘忘れたかも。雨が止んでるのだけが救い。後準備はちゃんとしておいてよかった。
駅から金山駅までタクシーか、電車か一緒迷うが、朝なので混んでるかも、電車もギリ間に合いそうだったので急いでトランクを持って階段を降る。軽いのをレンタルしてほんとよかった…56分発のところ、50分に着く。セーフ。
セントレアは電車から近いのがいい。傘を買おうと思ったけど、カバンに入ってた。フィンエアーのカウンターでチェックイン。荷物を預ける。2Fまで引き返して予約したWifiを受け取る。
国際線のというか飛行機自体、あまり慣れてないのであれ、これからどうすんだっけと考える。搭乗ゲートに行く前に荷物検査があるのか。イミグレ(っていうらしい)を通過したら後は待つだけ。スタバでラテを買いつつ、暫くは日本語で会話しないんだなと思う。
時間になり、機内に乗り込む。結構空いており、隣も居なかったので寛ぐ。が、トイレの扉がいまいち分からず、キャビンアテンダントに聞く。が、次からは使用中なのかそうでないのか分からず、でもこんな事聞く人いる?と悶々として過ごす。水分も摂らない。「vacant」が空いている、って事なんだけど見覚えなさ過ぎて英語じゃないと思ったほど。
みんな普通に使えててえらいなー。トイレひとつで何で苦労。最終的に、人が出てすぐ飛んで行って、緑になってるのを確認。よ、よかった〜。
機内ではディカプリオのレヴェナント: 蘇えりし者を観る。とても、よかった。
後、カサビアンのライブ映像があったのでそれを。トムを見ると、いい年の男性だがなんかキュートだといつも思う。なんだろ。
ちょっとウトウトしたくらい。ヘルシンキへ到着、トランジットへ進む。日本では荷物を流すだけだったように思ったが、金髪の若い女の子の職員にジャケットを脱げ、そして何やら言われる。?という顔をするしかない。と、微かにwaterって言った気がして、そういやみんな醤油とか見せてたわ、と思い、持ってなかったのでノー、と答える。ここで聞かれるとはな〜。
ヘルシンキ空港。人が少ない。
で?乗り換えは?と思い、16時30分発のヒースロー行きを捜すが掲示板にない。一見日本人のおじさん的な職員の人に37ゲートと聞く。が、着いてもゲートの掲示板に搭乗便の番号がない。あれ…しかも37のDだったかBだったか。
もう一度乗り換え口の掲示板まで戻ると、今度は一見日本人の女性職員が居たので聞くが、英語で返され日本人じゃなかったか?と動揺しつつ、37Dと判明。
再びゲートに行くが、37Dはマンチェスター行き。他ゲートがヒースロー行きだったので、ダメ押しでゲートの受け付けでもう一度聞く。何て慎重なんだ。
マンチェスター行きが出た後に、自分が乗る機種が出るぽい。ほっ。搭乗案内が始まったので通過し、バスに乗って機内へ。席を探してキョロキョロしてると、座ってた男性が譲ってくれる。断るのもなんなのでお礼を言って座る。
というか、ひとつの乗り継ぎ便にいくつも機種番号があるのがすごく分かりにくい…!でも乗るのはひとつって事だよね?なんせヒヤリングが壊滅的なので、全てカンで行動してみるしかないわけで…。乗る時にも、このチケット、OK??って確認してた。(しつこい)それでも違うって言われると思ってたし、座ってからも最後まで半信半疑だった。
ここから、3時間ほどでロンドンだけど、気圧で疲れて寝るけどリラックス出来ず結構苦しい時間だった。当然というかり周りは日本人ほぼいないし。だからみんな羽田とかまで行ってまで直通でいくのか。乗ってる時間は変わらないので、その苦しさは同じなんだけど。窓際だったので水分一切取らず(また?)トイレ行くのめんどい、退いてもらうのが。やっぱり短くとも通路側を取るべき。しかし、フィンの職員はみんな一見怖そうだけど、話すと対応よくて職員同士仲よさそう。後途中見かけた警備員みたいな二人組(ショートカットの女性と黒人の男性、二人とも割りと小柄)が立ち方といい、マンガかなんかの登場人物みたいに絵になった。なんなんだ。
しかし、当然のように入国カード貰ってない(寝てたからか?)。飛行機を降りたら、ずーっと歩いてUK boardと書かれた入国審査へ。カードを記入、ガイドブックに書き方が載ってて非常に助かる。ひとつずつの単語は意外と簡単なのに、理解出来ない。間違えられんし。備え付けのペン書きにくい。
さて、それを持って列に並ぶ。20分位か。列の先頭で黒人のおじさんが次の空いたとこを指示してくれるが、私の番の時よそ見をしててそれがやや遅れた。と、後ろのインドネシア系の女性に背中をつつかれる。待ってよ、一応おっさん待ってただけやん。いらちやの。
黒人の女性スタッフだったが、帰りのeチケットは用意したけど必要なく、質問も一つだけ。しかしこれが聞き取れず。ウワラ??あまりに??という顔をしてたら、遂に「観光?」って日本語言われちゃったよ。思いきり頷き、「イエス、サイトシーング」と答える。これが言いたかったんだよこっちも。ECCでも昔習ったあのお馴染みのフレーズで聞いて欲しかったが、What a?未だに分からない。
ようやく入国。荷物はとっくに流れ終わり、3つポツンと並んだ中から自分のを手に取る。
そんなに疲れるとか眠たくはないが、やっぱり荷物がネックなのでもうホテルになるべく早く楽に着きたい。
着いたのがターミナル3だったので、ヒースローエクスプレスのチケットを買う。往復なのでreturn ticketだがファーストとよくわからないのがあり、ファーストはちょっと高い席だった気がするので、消去法でもう一つのを。違ってたらしゃあない。試しにカードを使ってみる。Pinコードがちょっとあやふやなのが不安だったが、カードを奥まで差し込んだだけで買えてしまった。2枚出るとあったので、切符を2枚確かめて取るが、なんかもう一枚出てる。よく分からんけど、領収書代ぽい。見た目切符と全く同じなので間違えそう。
両側開くタイプのリフトで下へ。まさにエクスプレスが発車する所を、男性が駆け込み乗車するが荷物が挟まれる。半分以上閉まりかけてたのに乗ったしな…ダイナミックすぎんだろ…と思いつつ、次のコネクトを見送り15分後のエクスプレスに乗る。しかし、空港もそうだが構内の案内の人はいたものの、改札もなく全体にガランとした印象だ。世界中から人が集まる場所にしては。
荷物置き場にトランクを置き、程なく発車。あー席と反対に進む〜そのまま行き来してるからだろうな。
7分位経つと、両側から切符のチェックの人が来る。スピーディ。隣のおじさんはスマホに熱中していて数回声を掛けられるとやや慌ててチケットを探していた。
途中から地上に出るが、現在19時過ぎだがまだやや明るい。アッと言う間にパディントン駅に。タクシーで行く事に決めている。標識を追って行く。水と小さなチップス、コーラを買う。小銭も欲しいし。売店の女の子にごめんお釣りがなかったからと言われ、ない分どうなった?と思ったけど細かくなったって事でOK?まぁ気にしない。
タクシー乗り場でいまいち乗り方が分からずウロウロしてたら、向こうの列の人のよさそうなおじさんが乗りなーって感じで呼んでくれた。わざわざ外まで出てくれたのかな?ドアを開けてくれ、まず乗れという感じで、その後荷物を入れてくれる。
そのままそこでホテルの住所をメモしたものを見せここに行きたいと伝えると、しばらく私のメモを見て、OK?と聞くとOK〜!って感じで了承してくれた。交通量の多い道をすり抜けるように走る。これがシャーロックにいつも出てくる黒いタクシーだ。
12.2ポンド。14ポンドで渡そうとすると、2ポンド硬貨を返されそうになるがいいので!って渡す。ちょっと多めかな?でも、細かい計算今ムリなんでいいんす。とても親切だったし。レシートがいるなか聞かれたのが、すぐに分からなかった。笑顔で見送られ、ホテルに入る。左のカウンターに行くと、レセプションの方へと言われ、向かいのカウンターへ。愛想のよいお兄さんという感じの彼にホテルの紙を渡す。これだけで終わると思ったら、カードに住所やら出身国やら記入しないとならない。入国カード再び。日本の住所?どうやって??nagoya cityとだけ書いたら、もっと詳しく郵便番号とかもと言われ郵便番号だけ足したらもうちょいと言われ2回目のリテイク。番地までを、町とかも全てローマ字で、マンション名はもう分かんなかったので書かず、とバッチリ〜!と、ようやく合格をもらう。短気な人だったらはっ倒されてるレベル。
その後フロアの説明と、朝ごはんの説明を受けるが終始♪〜て感じでごきげんな彼だった。
そしてこのホテル思ったより相当巨大で部屋数が無数。地図を見ても部屋が見つけられずちょっと途方に暮れそうになるが、粘り強く地図を見つけようやく部屋にたどり着いた時、拳を空に掲げてやった〜!着いた〜!!!と感無量。
可もなく不可もない部屋。普通にきれいでした。
部屋はツインだったので割りと広いし、思ったよりきれいだしよかった。とにかく着けてよかった。遠かった。もう帰るのいやな位遠かった。
意外と眠くないのが不思議というか、もはや自分がどれ位起きていて食事いつしたのかわからない。最後に機内食の焼きおにぎり食べてから10時間くらい経ってると思われるんだが。
wifiを繋げ、シャワーを浴び、買って来たチップスを食べる。塩味のチップスターに近い。まあまあだな。色んなチップスを試してみようっと。その後コーラが噴き出す事件が発生。ぎゃー。慌ててウエットティッシュで拭く。ティッシュないんだこの部屋、というかカーペットと椅子(自分にもかかったが)にこぼしてほんとすみませんすみません。目立たない柄だっのが救いだが、チップは置いておこう…。
23時に寝るが2時にパッチリ目が覚め、今これを書いたらそろそろ4時。あまり眠くないがもう一度寝ます。