2011年の震災の日、私は今と同じく名古屋に居たので、現地はもちろん、関東の人たちよりも地震を体感することはなかった。その後のテレビのニュースや名古屋でも起きる余震に、神経がピリピリするような生活がしばらく続いたのは覚えている。
そして、今は時折震災のことを見かけて思い出す、という位になってしまっている。それでも、やっぱり忘れてはいけないな、とニュースや特集を観ていて思う。関わり方は、人それぞれなので、その人の考えと生活に合ったようにやっていけばいいと思う。けれど、すっかりなかったかのようにしてしまうのはダメだな、忘れないでいよう、と改めて思った。
震災直後に、現地から名古屋に避難して来た人が、名古屋の駅に付いてそこに広がるあまりに当たり前な日常の光景にめまいがした、という記事が忘れられない。