「ラフデザイン案」に関するデザイナーと周囲の認識のズレ

150807先日プログラマーの方とWebサイトの打ち合わせをしていて、もしかして「ラフデザイン」に対する双方の認識が違う?ということがありました。わかりやすく、対営業と例えてみます。

営業が思うラフデザイン:「簡単でいいので、何となく完成図をイメージできるもの」
デザイナーが思うラフデザイン:「ラフと言いつつも、完成をイメージして作成するもの」

つまり、ラフデザインとは「完成図」を簡略化したものという事になりますが、これが「簡単」かどうかの認識が違います。デザインとは目標の方向性を決めてからそれに向かって進んでいく作業であり、ゴールが変われば当然、そこへ向かう方法も変わってきます。出てくるのはさっと簡単に作ったようなラフでも、そこには考えるという手間がかかっているのです。

ただ、営業の人はこの見えない手間の部分はわからないので、簡単に出来ると思われてしまうのかなと。
デザイナー側も、叩き台だからしょうがないわーとあきらめず、分かってもらうように話すことが大事だと自分でも反省。認識の違いって、なかなか気が付けないものですからね…!

投稿者:

Rie

音楽好きのデザイナー、イラストレーター