ラジオで、bent fabric(ベント・ファブリック)というピアニストを知る。流れてたのは、10年前の2006年にリリースされた「Juke Box」。日本でもヒット、ソフトバンクのCMにも使われていたみたい。若いプロデューサーと組んで出したアルバムです。当時、81才とは思えない、いやその年齢だからこそなのか、すごいカッコイイ演奏。派手ではないのに遊び心があって。
早速、itunesでアルバムを購入。加えて、ベント・ファブリックがソロで出しているアルバムも気になり、ベスト・アルバム、「Alley Cat」も買いました。この、タイトルにもなっている「Alley Cat」は1962年!の曲。全体に、軽くてシンプルなピアノ、伴奏も最小限。
その中に、「猫ふんじゃった」を弾いている曲があって、「Chicken Feed」という題名でした。猫ふんじゃったの呼び名は各国で違うらしいのでデンマーク出身のベント・ファブリック、デンマークではそういうのかなとwikiで見たら「公爵夫人」とあって、違うんかい。と「Chicken Feed」の意味をを調べてみたら、「鳥の餌、つまらないもの、わずか」という意味。自分の演奏した猫ふんじゃったにそんな題名を付けるなんて、なんか逆に洒落てる。