桜餅の習慣

160325
この時期になると、店頭に並ぶ桜餅に目が行く。それまでは存在も忘れているのに、突然。
テレビで桜の開花情報を聞き出す頃を堺に、ぼんやりとピンク色のお餅が頭の中に発生し、店頭で見かけることであぁ桜餅食べたかったんだ、と思う。

会社でおつかいに出たついでに、女性陣に桜餅を買っていておすそ分けた。と、去年ももらったと言われ、そういえばそうだったかもと思い出す。去年も、その前も会社に買っていた。知らない内に習慣になっていたみたいだ。年に一回のこれを習慣というのかわからないけど。
桜の葉の塩漬けの、あの「春の香り」という感じはなんなんでしょうね。やわらかいもち米に、甘さ控えめのあんこが包まれている。和菓子は季節を写しとっているんだなぁ。
そして、一人で食べるのではなくみんなで食べたくなるのも、桜餅なんです。花見には特に行かないけど、その代わりのようなものなのかも。

かきたねキッチンのデザイン戦略


先日、手土産を持っていく機会があり、少し悩んで高島屋に入っている「かきたねキッチン」に決めた。以前、ここの商品をもらった事があり、印象的だったので。アラレの「柿の種」を売っている店。海鮮風塩だれとか、てりやきマヨネーズとか、贅沢チーズなど従来のあられより洋風に近い味付けのものが色々あり、大きめのアラレに味がよく付いていて、おいしい。

そして、この店は商品のデザインと売り方に力を入れていて、それが成功しているのかなと思う。特に目を引くのが、量り売りの筒。カップに、好きな味を3種類までブレンドして入れられる。
そして、贈答用には立方体のパッケージに入ったタイプ。味ごとに箱の色が違って、立方体を3個6個、9個と自由に組み合わせてセットに出来る。このパッケージデザインが、カラフルで、もらった方は楽しい。
これが、地味な普通の袋に入っていたら、この店はこんな人気が出なかっただろうと思う。柿の種という、地味な印象のお菓子のイメージを、販売の仕方とデザインで上手く変えている。
元会社はとよす株式会社という大阪の老舗のあられ屋で、「かきたねキッチン」以外にもかわいらいいイメージの「十火」という米菓子のラインがあったり、売り方やターゲットをしっかり持ってデザインが考えられているなぁ、と感じました。

ホットケーキの気分

160115
休日、たまにホットケーキを焼く。焼いたのを冷凍しておくと、便利なので。
ホットケーキを焼く時は、気持ちに余裕がないといけない。焦ってたりイライラした気分の時は、何故かうまくいかないのだ。
ちょうどいい気分の時、あ、今だ。という感じでホットケーキミックスに卵と牛乳を混ぜ、温めたフライパンを冷まし…生地をまるく落とす。
後は弱めの火で、きつね色になるまで…ぷつぷつ泡が出て、ひっくり返せる硬さになるまで待つ。焦ると、ここで失敗してしまう。温かい目で見守るのがコツだ。うまく焼けたホットケーキをお皿に重ねていくと、なんだか幸せな気分になってくるのが不思議。

もうすぐ

151226
2015年が終わりますね。今年は特に年末感がないですねー。高野豆腐の煮物を作ったら味付けが薄くスポンジを食べているようでした…。あの濃すぎず薄すぎない味加減が高野豆腐の美味しさなんだよな。